「痛っ。ちょ、榊...何であたしの頭叩くわけ⁉︎ 無駄に力強いし、痛いっての‼︎」 そう言いながら、顔を思いっきり上げる。 「あー、わり。ちっこいヤツが目の前にいっから、思わず叩きたくなんだよね」 舌をベッと出して口角を上げる榊。 「......腹立つ」 ノートを握りしめながら、榊を睨みつける。 いくらあたしが背低いからって、そんなふうに言わなくたっていいじゃん。 無駄に背が大きいヤツめ。 文句一つ言ってやりたいとこだけど、こいつには通用しないかも。