髪をクシャリと振れ、わたしの頭をコツンと触れると さっきいた女子の前に行き嬉しそうに話を始めた。 もうヤになっちゃう、カレシがイケメンだと大変だよ。 そう思いながら目で凛くんを追っていると美紅に声をかけられる。 「メイ、凛くん変わったね~確実に好感度UPだよ~前はクールで 怖い感じだったけど今じゃ女子と話して、しかも小悪魔系と来たもんだ、妬ける?」 美紅の目がイジワルだ。