チラっと凛くんの顔をみた。 「分かった、委員長に頼んでメイだけ猫耳つけるの禁止してもらう」 凛くんは、そう言って手を引っ張ると、わたしの意見も聞かず一緒に教室へ戻ったのだった。 *** 「ねぇねぇ~凛くんと昼休み教室から何処かへ行ったでしょ何してたの?」 ニヤっと笑う美紅を横に、ちょっとだけプクっと頬を膨らませ答えた。