後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②




「実は・・・」

「実は?」



首を横に傾け、わたしを覗き込む凛くん。



泳げないなんて言えば笑われちゃうかな?



でも・・・



かなづちのまま海に入って迷惑かけるより良いよね。



「あのね・・・わたし泳げないの、だから浮き輪とかあれば・・・嬉しいかも?」



チロっと舌を出し笑ってみた。



「マジで?」


やっぱり笑われちゃう?