ツツツ・・・っと丁寧に日焼け止めを塗られピタリと手が止まる。 「どうしたの?」 「イヤ・・・前の方はいいのかなって?」 「凛くんのH」 「Hじゃなくて純粋なの」 止まっていた手が動き出しクルっと向きを変えられ凛くんはニヤリと笑う。 「やっぱり・・・パーカー着た方がいいな、よし着とけ」 横に置いていたパーカーを肩にかけられ 手を引っ張られると「泳ぐぞ」そう言って海へ歩いていく。