「うっわ~木野の弁当めちゃ美味しそう」 島くんは、木野さんのお弁当を見て嬉しそうにつまむと、美紅がキっと睨んだ。 そして、わたしは、木野さんに声をかける。 「木野さん・・・お弁当ワザワザ、3段箱に作ってきたの?」 「はい、凛先輩、沢山好きな物あるって聞いたんで・・・朝早く起きて作ってみました」 確かに、凄くおいしそうだけど・・・