萌衣ちゃんは、凛くんから視線を、わたしに向けると・・・ 「メイ先輩、怖いです・・・私困らせるような事言いましたか?」 「メイ・・・何怒ってるんだよ、萌衣ちゃんが可哀想だろ」 ムッと来てしまった。 「可哀想って・・・何?もうわたし帰る」 座っていた、ソファーから立ち上がると鞄を持って部屋を出て行こうとした。 「メイ、何怒ってるんだよ、今日はデートするんだろ?」 「帰るから」