島くんが、そう言うと美紅が島くんの耳を掴み。



「私は、私、メイはメイなの、もう帰るよ奏」



そう言って、島くんの手を掴むと鞄を持ち手を振って帰って行った。



「凛くん・・・」

「何?」


「あのですね・・・」


「ん?」


ちょっと、くっつぎすぎじゃないですか?



島くん達が教室から見えなくなると、ぱっと、わたしを抱き上げ椅子に座ると膝に乗せた。