凛くんに手を引っ張られながら、学校を後にするとパン屋へ向かった。 「凛くん・・・バイト忙しい?」 歩きながら凛くんに声をかけると、上の空。聞こえなかったのかな? 「凛くん!」 「っあ・・・悪い他の事考えてた、何か言った?」 もう! 「気にしないで、大した事ないから」 ちょっどだけ気になったけど、大した事無いって思っていた。