「どうしたの?萌衣ちゃん、わたしで良かったら聞くけど?」 「あ・・・すみません、もう解決したんで帰ります」 「そっか~良かったね、バイバイ」 わたしは、凛くんの傍に立つと、萌衣ちゃんは図書室から出て行った。 「所で、凛くん、萌衣ちゃんに何相談されてたの?わたしがどうとかこうとか聞こえて来たけど?」 「何でもないって、それより、パン屋へ行くんだろ?」 「うん・・・帰ろ」