「だってね、先輩が重たそうだったから」 「メイってば、もっと注意しなと、そのうち誘拐されちゃうよ」 「でも・・・」 「そんでもさ~メイちゃん、竜先輩に目をつけられるとは・・・隅におけね~な凛」 放課後、美紅と話していると、そこへ凛くんと島くんが来て、今日の話をしていた。 凛くんは、ちょっとだけ・・・ イヤ・・・口は、笑ってたんだけど・・・目が怒ってた。 女だって事を自覚しろ!って最後に言われたんだけど・・・ 困った人を無視していくなんて出来ないでしょ。