「あれ! 今泉、メガネ!」 「ああ? 伊達なんだよね」 改めて怜士の横顔をみつめて、理由は聞かなかった。 日本人にしては高い鼻梁と頬骨。 長いまつげ。 大きくて切れ長な目。 「ガタイ、よさそう」 シャツ越しに怜士の二の腕をなぜてみる。 怜士は腕を上げて麗華の指から逃れた。 「筋肉、好きそうだもんな」 「そうなんだよね。 ちょっと、脱いでみない?」 「そういう趣味無いから。 女は脱がす方がいい。 ああ、でも女に脱がされるのも、場合によっては悪くないか」