Amarosso~深い愛~の作り方♪


   *

週番のお役目も今日で最終日だ。


「なんとなく寂しい」


構内を見回っていて、週番室に戻りながら、麗華が呟いた。

怜士が隣を見下ろすと、うなだれている。


「なにが?」


ぎろりと睨み見上げられた。


「今泉と一緒の週番が終わるのが。
 なに、その驚きの顔」

「いや・・素直なのに驚いただけ。
 でも、宮内の性格は素直が取り柄だもんな」

「うっわー、今ので、消し飛んだかも」

「気をつけろよ。
 相手によっては、告られたと思われて、即、押し倒されているぞ」

「うん、相手は選んでいるから」


どうだか、怜士は呟いてためいきをついている。