Amarosso~深い愛~の作り方♪


「ちょっと、今泉」


麗華もバッグを掴むと追いかけた。


「今日も車は同じ場所?」

「うんって、今泉。
 カテキョ代もあるんだけど」

「ああ、そう?
 ドリル代は・・・毎回コーヒーおごってもらっているからいらない。
 カテキョ代は」


いらないんだけど。


「考えとく」


何かの時に、何かの役にたつかもしれない。

そんなケースが発生するとは思えなかったが、使えるものが手元に多いことに越したことはない。


「なんか、それって、落ち着かない。
 とてつもない弱みを握られたみたいな感じ」


麗華の鼻の頭にしわを寄せた顔を見て、怜士は声をもらして笑った。