気持ちがいいというのかわからない、止むことのない心拍数の上がる刺激に、麗華は声を上げ続けていた。


「もっと時間かけてあげたいけど。
 こっちが限界」


怜士のひしゃげた声を聞いたと思ったら、裂けるような痛みに貫かれた。

口から悲鳴が飛び出す。

怜士が麗華の頭に片手を回して、優しく抱き寄せるようにした。

もう片方の手が腰に回り、持ち上げられたと思ったら、更に痛みが奥深くまで達する。

もはや悲鳴さえ出ない。

そしてそれだけで済まずに、揺すぶり上げられる。

とうとう麗華は意識を手放した。