「じゃあな。 また明日。 小娘さん」 「そのシリーズ続くの? うーん。 色男さん」 「ブー。 いつも使っていて、芸がなさすぎ。 罰ゲーム考えておく」 「げ~」 怜士はひらひらと手を振って歩き出した。 若干、足早になる。 いつもの寄り道ルート。 「こんばんは」 「おかえりなさい」 佐和の艶やかな含み笑い。 そそる香の匂い。 「お夕食、作ってあるわ」 「後でいい」 怜士は後ろから佐和を抱き寄せ、うなじにくちびるで触れてから舌を滑らせる。 さっきしたかったこと。 佐和はうふふと笑った。