嫌いな人

「え!優衣ってば瀬野の隣になったの!?」

蘭が勢いよく聞いてきた。

「そーだよ。ってなんで知ってるの?」

まだ蘭には言ってないはずなのに....

「授業で通りかかった時見たら優衣の隣だったからビックリしたよ!」

「蘭さん。怖いよ。」

半分ストーカー気味になってる蘭さん。

「てか拓人くんの方は?順調?」

「それがね....最近メールも返信くれないし電話もしてないなー」

「自然消滅になる前にちゃんと連絡しとくんだよ?今はそれしか言えないから。」

「うん....」

教室に戻り授業が始まった。

今は数学の時間であるがバカな私には暇な時間である。

幸い、席が1番後ろのため先生の目の届かない位置にいる。

それを利用してるのか....

瀬野は始まってからずっと寝てる。

「この問題を...今日は17日だから瀬野!」

数学の先生は日にちの番号の人を指す。

17日だから17番の瀬野があたった訳だ。

「えっと....」

今さっきまで寝てたからわかるはずない。

....と思ったら。

「そこに代入して138ですか?」

あっさり解いている瀬野。

「よし。正解だ。」

私は驚きが隠せない。

「なに。人の事ジロジロ見て。」

「いや、寝てたのにすごいなー。って。」

「別に。あんくらい誰でもできるでしょ。」

「ひどいな。てかそのキーホルダー!」

「え?これLITESNoWのだけど?」

「これ私も大好き!」

拓人も好きだからよく話するんだよね。

「そーなんだ。バスケ部ではあと拓人も好きとか言ってたな。誰が好きなの?」

そのあと私達はLITESNoWについてずっと話してた。