狂愛ノ書~紅き鬼と巫女の姫~





「…えっとまずは、深寿さん」




私がこの世界に来て一番最初に出会った人。
三篠の育ての親の存在であり、巫女でもある。




すごくお淑やかで、でも時に可愛らしい少女のような瞳をする。とても素敵な人。




「…そして第一臣の桔梗さんは、鎌鼬っていうイタチみたいな妖怪と人間の半妖なんだよね」




厳しそうな一面もあるけど、それは全て優しさからきてるんだと思う。




三篠のことを第一に考えて言動してるのが伝わってきた。




第二臣の龍夢は一反木綿と座敷童の混妖。
緩い話し方してたから、きっと緩い感じの人なんだろうな。




「第三臣の氷雨さんは……なんだか私のことをよく思ってないみたい」




つい氷雨さんの睨むような表情を思い出して、苦笑い。




氷雨さんは確か雪女と天狗の混妖だったよね。
あの翼で飛んでるところ見てみたいかも。




これから仲良くなれればいいな、女の子同士なんだし。