観覧車を下りて沙羅と手を繋いで歩いていたら突然沙羅の足が止まった。 「潤…君。」 沙羅の目線の先にいたのは背が高い男の人が。 「沙羅どうした?」 「ごめん。」 沙羅は手を離すと潤と言う男の方へ駆け寄って行ってしまった。