「あ、ありがとう。」 「別に。」 「今日が初めてだよ。彼氏に家まで送ってもらったの。超嬉しい。本当にありがとう!」 圭人君に手を振った。 けれど圭人君はそのまま何も言わずに帰っていった。 寝る前に圭人君の声が聞きたくなって電話した。