様子を見るためその場から少し離れた電柱から2人を見ていた。 瑞希が手を振って帰るのか。 なんだ、別になんもなかった。 緊張感から解放され歩き出した時。 優は瑞希の腕を掴みそのまま抱きしめた。 はっ? 目が離せなかった。