次の日の朝。 登校途中で瑞希にバッタリ会った。 「圭人君!!おはよう!!」 僕、低血圧なんだよね。 だから、少しイラッとくる。 「はよ。」 「お弁当作ってきたよ!!」 鞄の中からお弁当を出した。 そして、瑞希は笑顔で笑って僕に渡した。 「ありがとう。」 「えへへ☆お礼言われたの何年振りだっけな。」