「手伝おうか?」 何コイツ…。 優しいじゃんか! そうだ…掃除全部コイツに任せよう。 俺はホウキを渡して部活に行く準備をした。 「後は全部よろしく!!」 俺は逃げるように教室を出た。 そしたら、後ろから物凄い足音が聞こえ振り返ったらさっきの女子がホウキを持ったまま走って来た。 「どうした?」 「掃除全部任せるのは止めてよ…せめて少しぐらい手伝って。」 「あぁ。悪い。」 俺はまた教室に戻った。