夜になり、圭人君は家まで送ってくれた。 「今日は色々楽しかったな。ありがとう!」 「僕も楽しかった。」 「なんだか照れるね。そうだ!!圭人君、これから名前を呼び捨てにしない?」 「嫌だ。」 「お願いします。」 圭人君は優しく笑って、 「瑞希。」 と微笑んで言った。 「次は瑞希の番。」 「ちょっと…照れる。」