「どこ行くの?」 勝君は何か怯えている様子だった。 「勝君どうしたの?」 「う……後ろ。」 「えっ?」 後ろを見たら不機嫌な顔で怠そうに立っている圭人君の姿が。 「矢野さん。僕の声聞こえなかった?」 だんだんと近づいて来る圭人君が怖くて勝君に助けを求めた。 「ひっ!!」 勝君…ビビりすぎ…笑 「もう、いいよ。」