「矢野とケンカ出来る事も、好きって言い合える事も全部羨ましい。」 「大丈夫。茜さんは絶対に目を覚ますから。」 俺は隼人の背中を軽く数回叩いた。 そして、夜の7時近くになり隼人のおじいちゃんにお礼を言って旅館に向かった。 「圭人君、今日は楽しかったね!!」 「うん。」 やっぱり、瑞希と一緒だと楽しいしホッとする。