キーホルダーを買って店を出た俺と瑞希はどこに行こうか考えていなかった。 「圭人君、今日で修学旅行終わっちゃうね。」 「うん。」 隼人と合流して隼人がおじいちゃんの家に行くとか言ったので付いて行った。 隼人はピタッと歩くのを止めると大きい門を手で必死に押していた。