今日こそは圭人君と帰りたいので昇降口で待っていた。 バスケ部の圭人君はユニフォームを着ていて友達と向こうから歩いて来た。 わざと圭人君の前で転けた。 「痛い!!」 声を張り上げて言ったのにスルーされた。 でも、圭人君の友達は私に気づくと手を差し伸べてくれた。 「あ…ありがとうございます。」 「か、可愛い///」 バタンッ。 笑っただけなのに圭人君の友達は倒れた。 「えぇ!?大丈夫ですか?」