「意味が分からない。」 「ごめん…本当は沙羅が瑞希を押し倒したの。それで、動画をイジって瑞希が沙羅を押し倒したみたいにしたの。」 「そうだったのか…。」 俺は罪悪感で頭がいっぱいになった。 「ごめんなさい…沙羅…圭人とまたやり直したくて…瑞希ちゃんを傷つけて…。」 「謝るのは俺じゃない。瑞希に謝れよ。」 俺はその場から瑞希に電話を掛け駅に向かった。