圭人君は沙羅さんと2人でどこかに行ってしまった。 公園で1人泣き崩れていたら、 「大丈夫ですか?」 と声を掛けられた。 俯いている私は人に涙を見せるのはどうかと思い顔を上げずに、 「大丈夫です。」 と答えた。 そしたら、ハンカチが目の前に出てきた。 「えっ…?」