あの姿からして、沙羅さんだ。 何でだろう。 何で沙羅さんが居るの? 何で圭人君は私を置いて沙羅さんの元に行ったの? 疑問ばかりが頭に浮かぶ。 私は公園の入口に立ったまま2人の様子を見ていた。 楽しそうに笑う2人。 圭人君、こっちを向いてよ。 寂しさのあまり私は圭人君と沙羅さんのの元に向かっていた。