私が無理言って圭人君と帰っていた時。 向こう側にサングラスとマスク、帽子を被った怪しい人がいる。 圭人君を見ると不思議そうな顔で見ていた。 「圭人君!!絶対不審者だよ!!」 「わかんないけど不審者かもね。」 「瑞希!!」 いきなり不審者は声を出した。 私は怖くなって目を瞑ると、圭人君が不審者を物凄い勢いで蹴った。