映画が終わると圭人君と私は暇になった。



「次どこ行くの?」


私が決めるんですか!?



「次は…」



ふと、プリクラ機に目がいった。




「もしかして、プリクラ撮りたいとか思ってんの?」




「いいえ!!」



我が儘な女って思われたくなくて首を横に振った。



「別に撮ってもいいけど?」



「え!!?いいの?圭人君嫌じゃないの?」


「嫌だけど…暇だからいいよ。」



「ありがとう!!」



早速一枚撮った。