颯は、それを言うと空き教室から出て行った。そして、私達は、文化祭の準備をしに教室に戻った。



教室に入ると龍雅と紗希乃しかいなかった。



胡桃「皆は?」



紗希乃「明日の授業が終わってから、飾り付けすることになったし皆帰ったよ」



仁「龍雅、お前は、咲乃ちゃんかそいつどっちを選ぶんだよ!」



龍雅「分かんねぇ…。咲乃も大切だけど、紗希乃が忘れられねぇ」



胡桃「龍雅、比嘉さん。あなた達に小金颯から伝言よ。って言うより忠告
咲乃に関して邪魔をするなだって。
もし、邪魔をしたら、
龍雅の場合は、咲乃を殺すだって
比嘉さんの場合は、お前を殺すそうよ」



龍雅「はっ!?」



紗希乃「私が、何故あんな女に関わらなきゃいけないのよ!関わらなきゃいい話だよね?胡桃ちゃん。私達友達になったじゃない!さっきみたいに紗希乃ちゃんって名前で呼んで?」



胡桃「嫌よ。あんたなんか友達じゃない」



紗希乃「龍くん。胡桃ちゃん怖い」



龍雅「胡桃、紗希乃に当たるな」