なるほどね。

あんな母親なら娘も一緒には、いたくは

ないわな。

で、父親に着いていったが、火災がか。




義信は、車の中で成り行きを整理してい

た。



ただ、その後の足取りが分からんな。


待てよ……

義信は一人苦笑していた。


分かるじゃないか。

灯台もと暗しとは、これだな……

なんで気づかなかったんや……

忙しさとこの時代で、俺もおかしくなっ

たかな。


苦笑しながら、義信は署に急いでいた。






【星田 花梨】の居場所を求めて。