ー控え室ー 「どういう事なのですか?」強ばったわたしの声が控え室に広がる。 「俺にも分からない。確かに『やらない』と言った筈。なのにこんな事になった。…恐らく宰相の仕業だろう。」はぁ…と疲れきった顔で言った。嘘は言ってないみたい。 「もう、取り消しは聞かない。すまない。」そう言ってお兄さまは頭を下げた。 「…分かりました。」わたしはそう言って控え室を後にした。 その後、発表会をこなした。