再び瞼を開くと小鳥の鳴き声が聞こえる 「…(もう朝なのね)」 私は優花さんを起こさないように ゆっくりと学校のしたくをした 「ん~…み、ゆちゃん?」 「あ、ごめんなさい、起こしちゃった?」 優花さんの寝起きは 相変わらず可愛い 「…起こされちゃった~」 「美優ちゃん学校なのかぁ… いってらっしゃ~い」 ヘラヘラして笑ってる、なんか寝起きが薫に、似てる 私は苦笑いをして“行ってきます”と伝えて部屋から出る