いつもの服とは真逆のピシッとしたスーツだ。 スーツのせいか優雅が余計に大人っぽくなっている。 マジマジ見ていると… ――――グイッ 「ちょっ?!」 優雅は私の手を握って静かな所へと連れていかれる 聞きたいことはたくさんある 「な、んで優雅、が…」 喉がつまってうまく言えない。 ていうか優雅はどこかのお坊ちゃま なの?! 「ざけんなよ…、なんでいままで無視してんだよ」 優雅は弱々しく、いまにも泣きそうだ。 そんな顔始めてみた… 私は そっと抱きしめる