もう、すっかり汚れてしまったんだ。 ただ、生きるのに必死でこれまでの自分を見ないようにしてきた。 それでも俺と君は出会う運命で……。 君は眩しすぎた。 ただ白くてきれいだった。 それを汚す世間の大人と、何もすることのできない無力な自分にどうしようもなく腹が立った。