私の心を奪った王子様【短】


「まだ戻りたくねぇのか?」

小さく頷く実愛。

「っ...」

可愛すぎんだろ。

「じゃあ、もう少しこうしててやるよ。
...まあ、今から戻ってもあと10分で授業終わるからな」

俺は実愛を優しく抱きしめた。

「これからはおまえは絶対俺が守ってやるから。安心しろ」

実愛の耳が真っ赤になってる。

...どんだけ分かりやすいんだよ。

「優しいね、大樹。
襲われるなら大樹みたいに優しい人が良かったな〜」

おいっ///

そんなの俺に襲われたいって言ってるようなもんじゃねぇか。

「じやあ襲ってやろうか?」

真っ赤だった実愛の耳がさらに真っ赤になってる。

「そういう意味じゃないもん...」

「そんなの分かってる」