翌日、4月8日……

電車の心地よいリズムにゆれながら悠太は黒ヶ崎学園駅へと到着した。


駅のホームを出ると、すぐそこに見えるのはまるで学園とは思えない造りの建物だ。


黒ヶ崎学園と思われる生徒がたくさんいた。

が自家用車の車の送り迎えの者が多いみたいだ。

だが、しかし……

「かわいい子ばっかりじゃねーかっ!」

豪華な門をくぐり式場へと向かう。