4・色彩のない絵画



『闇に見る夢』


闇の季節に
子供たちが見る夢は

もう一人の自分



子供たちが描くのは

様々な
「世界」の絵画


其の世界に触れ
情報を得て
自分たちの存在を知る


「前世」―――


誰もが
其れを持つはずだった