「陽菜ちゃんいってらぁ~♪報告明日聞かせてね」 莉緒に見送られ私は緋呂くんが待っているであろう屋上へ向かった。 放課後になる前に緋呂くんには話したいことがあると屋上へ呼び出していた。 緋呂くんはいつもと同じようにニッコリ笑ってすんなり承諾してくれた。 いつもなら緋呂くんの笑顔を見て喜ぶところだけどそんな気分には到底なれない… だって緋呂くんはこれから私がなにを言うかまったく知らないんだもんね。 「はぁ‥」 小さく溜め息をついて屋上へ続く階段を登った。