このまま何の助けも無ければ、
昔の国鉄の運命を辿る事でしょう。
漁業全体の破綻です。
破綻してからでは、漁業を失業した人々に再度船を買い与える必要が出て来ます。
そうなってからでは、銀行東京のように、
今200億の支援が無ければ、
1000億の赤字を残して倒産するのと同じ事になります。
まさに悪循環。銀行東京は200億の支援をして、
国民には支援をしない?
そのまま破綻しろと?
そこまでは言っていない。
そう言われそうですが、
未来にあるのは、お金に困り、
漁業を辞め、船も売る。
少なくても、一年この状況が続けば、
酪農業の悲劇が起こるでしょう。
バターのように、店頭に魚が並ばない。
その状況になると容易に予測可能です。
一回の漁に出て赤字になるなら、
借金をする為に仕事をして汗水垂らす結果になります。
そうならない為には魚の価格を上げる。
だが、漁業関係者は賢い。
格差が無くなったならいざ知らず、
この格差社会でしかも大豆や小麦製品、
肉の価格高騰。これで更に魚も高騰。
しかも魚は腐りやすい。
ならば、値段を上げ過ぎれば売れ残る。
それが分かっているから、
漁に出ない。改善策は先に言った通りですが、
国が国民の生活の為に支援したケースはまれであります。
実力が無ければ破綻しろ。
と言わんばかりです。
バブルを弾いた時のように。


