「どうした。顔が真っ赤だぞ?そうか、そうか、お前は俺様に襲われたいのか!」


はぁ!?今、襲われたいって言った?誰が?…誰を?………私ですかぁぁぁぁ?


「そんなに襲われたいんだな!じゃあ、こっちに来い!」


っていうか無理矢理連れ込まれてるんですけど!?これ犯罪じゃないんですかぁぁ!?短い人生でした お父さん、お母さん今までありがとう…


ガシャン


カチャ


ドアの鍵が閉まる音でようやく、我に帰った


「お前は何された…っいて、なにすんだよ!」


「サイテー!」


私は川井くんの腕を振り解こうとした



「っ!なんで振りほどけないの!?」


ドン


私は少女マンガでよく見る、いわゆる壁ドンをされてしまった


「よくも俺様の顔をぶったな!」


「ごめんなさい…でも川井くんが私を襲おうとしたから!」


「お前は俺に襲われて嬉しくないのか?」


「ヤダ!絶対ヤダ!!!」


すると、不思議そうな顔で私を見た


え?そこ不思議がるとこ?