彼女のふんわりとした手が頬から離れていくのが 何故か淋しく感じた そんなことを考えている間に彼女は 『おやすみなさい』と微笑んで 身をひるがえしミルクと歩きだしていた あっというまの出来事で 俺は 呆気にとられ彼女の後ろ姿をただ眺めているだけだった 彼女の言葉を思い出し 自室で見た自分の顔はいたって普通で 特に疲れたようには見えなかった