更に時が過ぎ、私が7才の時、ザクと出会った。
同い年だったが、私の専属執事としてやって来た。
なぜ、こんなに幼い子なのか不思議に思ったが、どうやら親のせいらしい。
私も一応お姫様。けど、異端児の私に良い執事は付けたくなかったようだ。
ザクには申し訳なかった。私のせいで親元を離されたとかだと思うから。
でも、あの頃の私は、もう闇に落ちていた。
軽視の眼差しを受け、監禁同然の生活を5年も続けてきたのだ。
もう、闇の深い所まできている。
だから、ザクがどんなに優しく接してくれても、私はまともに返事も返さない。
……返せない。


