それはまさに一目惚れというやつだった。
高校生活もめでたく2年目を向かえ、早半年。
夏休みあけの、なんとも気だるい朝にその子はやってきた。
「転校生の、桜木 詩音さんです。皆さん仲良くしてあげてくださいね」
「・・・よろしくお願いします」
桜木 詩音。珍しい名前だ。そう思って顔をあげるとその子は思わず見とれるほどの美人だった。
今時真っ黒な短めの髪。細い体。
でもって清楚っぽい顔立ちは俺のストライクど真ん中ときている。
よろしくお願いしますだって・・・声もキレイだなぁ
そう思いながらデレっとしてると、あることに気が付いた。
クラスのほとんどの男子が、桜木さんに見とれてる・・・?
ううむ、ライバルが多い。
「桜木さん、空いてる席に座って?」
先生がそういうと、桜木さんは一番後ろの席のあいてる所に腰掛けた。
「桜木さん、よろしくね」
桜木さんの隣になった中村が顔を真っ赤にしながら声をかける。
ちょっと・・・いや、もの凄くうらやましい。
高校生活もめでたく2年目を向かえ、早半年。
夏休みあけの、なんとも気だるい朝にその子はやってきた。
「転校生の、桜木 詩音さんです。皆さん仲良くしてあげてくださいね」
「・・・よろしくお願いします」
桜木 詩音。珍しい名前だ。そう思って顔をあげるとその子は思わず見とれるほどの美人だった。
今時真っ黒な短めの髪。細い体。
でもって清楚っぽい顔立ちは俺のストライクど真ん中ときている。
よろしくお願いしますだって・・・声もキレイだなぁ
そう思いながらデレっとしてると、あることに気が付いた。
クラスのほとんどの男子が、桜木さんに見とれてる・・・?
ううむ、ライバルが多い。
「桜木さん、空いてる席に座って?」
先生がそういうと、桜木さんは一番後ろの席のあいてる所に腰掛けた。
「桜木さん、よろしくね」
桜木さんの隣になった中村が顔を真っ赤にしながら声をかける。
ちょっと・・・いや、もの凄くうらやましい。