起きたら、自分の部屋にいた。 泣いたあと俺は倒れたらしく、父さんが家まで運んだって母さんが言ってたような気がした。 「香奈?」 そうだ…香奈っ!! 「香奈っ!!!!」 階段を駆け下りてリビングに入ると、父さんと母さんが黒い服をきて出掛けようとしていた。 「2人でそんな服着てどこ行くんだよ…?」 「奏太…」 父さんが、俺の名前を呼んだ。 母さんは、小さく泣いていた。 「香奈ちゃんは、死んだんだっ……」 あぁ、これが夢ならいいのに。