クレープを買い終わって、香奈は満足そうに頬張っている。 「おいひ〜ひあわへ〜」 「食べてから喋ろうか」 「ほーい!」 歩いといると、ポケットの中の携帯が振動した。 相手は七瀬だった。 またしょーもないことでメールしてきたんだろ、なんて思いながらメールボックスを開くと、案の定しょーもない内容。 七瀬からのメールを無視して、俺は携帯をいじりながら歩いていた。 「奏太ぁ!!!!!」 そんな声と同時に、ドンっと押された。 「え?」 何が何だか、理解ができなかった。